2008-01-01から1年間の記事一覧

なぜ挫折したら辛いのか

「すべては仮象、それを絶対だと取り違えるから生きづらい。」 私たちは、いつもなにかの目的に向かって生きている。 「大学に合格しなければ。」そう高校時代は思い、 「自分を変えなければ。」そう大学に入学して思い、 「部活をがんばりたい。」そう応援…

あれから…

過去は、それ自体として存在するのではなくて、それを現在の自分がどう解釈するかに依存して存在する。 だから、全ての過去は−−それがその当時とても辛いものだったとしても−−「由し」と、「そう欲した」と言うことができる。 だから、自分の一年前を振り返…

弱さ、それこそがひとを強くするのかもしれない

1)自分の人生を振り返ってみてください。 あなたはそれを肯定できますか? 辛かった過去も含めて、「それでも、よし。」と言えますか? 2)あなたは自分をどんな人間だと思っていますか? 自信家?優しい?弱い?

葉桜 −美しさとはなにか−

雨桜に引き続き、桜日記第二弾。今日は「葉桜」です。 みなさんは葉桜にどんな印象を持っていますか?端的に、美しいですか?美しくないですか? 多くの人は、満開の桜に比べたら葉桜は美しくない、と答えるのではないでしょうか。 けれど、それは人のココロ…

夜桜、雨桜

20時半過ぎ。 所用で都心から帰り、国立駅を出ると国立でも雨が降っていた。雨に濡れた桜は綺麗だ。 快晴の下の桜はどうも心許ない……綺麗すぎて落ち着かないのだ。 あまりに神秘的な匂いを放ちすぎる昼の桜は、綺麗だとは思うが、心象として鮮やかには湧かな…

「喫煙所で吸ったらいいじゃないですか」

登戸の蓮爾(はすみ。二郎系ラーメン屋)へ行くために国立駅ホームの東側階段を上ったところで電車を待っていた。後ろで、工場現場から出てきたような二人の男が横領について楽しそうに話している。振り向いてみる。その男の指にはタバコが挟まれていた。火…

力への意志

F.W.ニーチェ『ツァラトゥストラ』(中公クラシック)訳者(三島憲一)前書きより「弱い」者であるほど、負け犬であるほど「力への意志」が強い。 では、「力への意志」とはなにか。ニーチェは、およそ人間が、ちょっとした日常のさやあてやかけひきで、…