2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏のモロヘイヤ

さすがに前日90分しか寝ていないこともあって、19時ころ家に帰るなり寝ていた。 起きるともう11時半をまわっており、ダイニングに残された塩焼きそばにナンプラーをかけて食べた。 空になった皿を流しに置くと、どうやらもう一品用意されていたらしい…

せつない くだらない むさぼるその手

この気持ちは…、せつないのか、悲しいのか、辛いのか…。感情ってなんだろうってよく考える。結局は、神経から発せられた信号に、どんな言葉を割り当てるかによって、どんな感情かは変わってしまう。クリリンが不安になっている隣で悟空は「オラわくわくして…

il y a−ただ、そこに在る−

三両編成のオレンジと緑の電車が高崎を出るころ、不思議と心が落ち着いてくるのを感じた。夜の車窓から見える景色には灯りは乏しく、生い茂る稲穂が薄暗い闇に浮かんでいる。ここでは、分節化以前が存在するのだと感じた。都会はなにもかもが分節化されてい…

ことばと気持ち

ことばと気持ちの関係は不思議なものだと思います。 「気持ちが先にあって、その湧き出た気持ちをことばによって表現する」 ・・・それが普通の考えなのかな、と思うのですが、ほんとうはそれは反対なんじゃないかと思うんです。 「ことばがあるから、気持ち…

雑感――人間の認識作用について

煙草を吸いながら寝転んだ西生協前のベンチから見上げた夜空はとても高く遠かった。自分もこんなに高く遠くを見上げられるんだ、って少し安心した。 明日は起きたらカフェに行こう。珈琲、煙草、誰もいない朝の喫煙席。ア・テンポに流れる時間。 自分が流し…

"LEIDEN" GENERATES "WILLE ZUR MACHT."

「死にたい」とある人は言う。それは、本当に死にたいという欲求の発した声だろうか。私にはそれは「死にたくない」という心の悲痛な叫びに聞こえる。生きていたいから、生きていることへの苦悩を感じる。 その苦悩はいつまでも「生きていたい」という言葉を…