記憶の交差点
らしいです、夢って。幾重にも折り重なった記憶の重層点。
だから、要素に分解して考えることに意味がある。
悪夢で目が覚めて気分悪いから、日記でも書いて解消を試みる。
ただそれだけの日記です。
・mixi辞めるといった友人が階段で暴れてて、酒瓶を叩き割った
・ベッドに縛り付けられている女性。二人組の一人が、釣り糸に石を付けて釣り竿を振りかぶって……その女性ではなく相方(前出の友人)にぶつけて気絶させていた
・友人ともめ事を起こし、友人関係で支障をきたしている兄
キーワードを取り出すと
その友人 破壊 束縛 裏切り 暴力 もめ事 家族
夢という無意識の所産も理性的であるなら、これらの対応関係は…
家族、(友人) ⇔ 束縛
束縛 ⇔ もめ事
もめ事 ⇔ 破壊、暴力
ああ、成る程。
家族を超自我の象徴と実体を兼ね備えたものと解釈するなら、
こんなに分かりやすいものもない。
ある後輩は、兄弟をさん付けで呼ぶらしいのだが、家族に最も必要なのはそういった距離感ではないか?
詰め寄られるのは好きじゃない。
自分の部屋に土足で踏み入れられたら、多分誰であろうと構わず暴力を振るうだろう。
自分の部屋を、自分だけの力で綺麗に保ちたい。
だから、自分の部屋に対する束縛であればなんであれ理由を問わず、破壊したい程のイラつきを感じる。
「自分の部屋」と象徴的な意味で使ったけれど、実際に今居るこの自分の部屋はその理想にほど近い。
だからこれだけ落ち着くのだろう。
気付けば起きてから90分が経っている。
取り敢えずタバコを吸って、その後で寝るか起きるか決めようと思う。