2009-01-25から1日間の記事一覧

アルトゥール・ショーペンハウアーの過誤

哲学者の言葉を読み取るとき、最も要となるのは、事実の記述と当為の記述を読み分けることにある。 アルトゥール・ショーペンハウアーは『意志と表象としての世界』において、生は苦悩であり、人間は、その苦悩の反作用として生を送っていることを「事実の記…