2019-04-12から1日間の記事一覧

小林康夫(2015)「2-1 皮膚の哲学をもとめて」(『君自身の哲学へ』)

自他の区別が今大きく揺らいでいる。(74頁) 私とその他の事物との境界は皮膚だ、というのは当たり前のような気がするが、この本を読むまであまりそうには思ってこなかった。誰かの肩に手のひらを載せるとき、触れているのは確かに皮膚だ。皮膚なのだけれど…